当社では他国が真似できない「日本のものづくり」を支える技術と、充実した設備を融合させることで高品質な製品づくりを行っています。
ここでは、当社の製作工場および仕上場で使用しているさまざまな設備を詳しくご紹介します。
製作工場
造型
主型造型と中子型造型に対応しており、主型では毎時20tのロングアームミキサーと塗型装置、集塵装置を使用しています。
中子型では毎時10tのミキサーと塗型装置を使用して造型を行っています。
溶解
炉容量が1tの高周波誘導炉を使用し、製品を作る際に必要な鉄原料を溶解しています。
成分検査においては、CEメーターを使用することで高周波炉で溶解した溶湯を検査し、成分の管理を行っています。
解枠
解枠で残った型砂は、毎時10tのサンドクラッシャーで粉砕後、再利用できるようにサンドクーラー(チラーユニット)・砂再生機で処理を施しています。作業環境においては、砂空気輸送装置と集塵装置によって快適な作業環境を実現しています。
部署 | 設備名 | 仕様 | 台数 |
主型造型 | ロングアームミキサー | 20t/H | 1基 |
塗型装置 | 1基 | ||
集塵装置 | 1基 | ||
中子型造型 | ミキサー | 10t/H | 1基 |
塗型装置 | 1基 | ||
溶解 | 1t高周波誘導炉 | 1基 | |
CEメーター | 1基 | ||
集塵装置 | 1基 | ||
解枠 | サンドクラッシャー | 10t/H | 1基 |
砂再生機 | 1基 | ||
サンドクーラー | 1基 | ||
砂空気輸送装置 | 1基 | ||
チラーユニット | 1基 | ||
集塵装置 | 1基 |
仕上場
グラインダーを使用し、製品に残っているバリなどを削り取ったり、形状を調整したりして仕上げます。
削る箇所が均一になるように研削方向を一定にするなど、こだわりを持って作業を行っています。
そのほか、クレーンブラストやドラム型のショットブラストを使用して表面を均一化することで、美しい仕上がりを実現しています。
設備名 | 台数 |
クレーンブラスト | 1基 |
集塵装置 | 1基 |
ドラムショット | 1基 |